保湿成分の種類
保湿成分には、いろいろな種類があります。シワを防ぐためのもの、肌にハリを出すためのものなど、働きは様々です。自分にぴったりの美容液を見つけるために成分の特徴を知っておきましょう。
ヒアルロン酸
強い保湿力を持ち、小じわの改善に高い効果を発揮します。最近では、角質層を越え真皮にまで届くというその浸透性が注目され、たるみをなくし、肌のハリを出す効果も期待されます。
水溶性コラーゲン
皮膚などに含まれている繊維状のたんぱく質です。保湿効果、皮膚の保護効果があり、シワの発生を抑えて皮膚の再生機能を促す効果があります。衰え始めた肌にハリとツヤを与えたい人におすすめです。
セラミド
角質層に備わる細胞間脂質の成分のひとつで、角質のバリアの役割を果たしています。乾燥肌やアトピー肌の人は、不足しがちなため化粧品で補うことで、補shつに役立てることができます。
テアニン
茶葉から抽出される成分で、玉露のうま味成分として知られています。皮膚を構成しているケラチンとともに働いて、水分を長時間保持する効果もあります。
ベタイン
トリメチルグリシンとも言います。サトウダイコンや綿実などの植物に含まれている天然成分です。水分保持力に優れており、乾燥肌の人に特におすすめです。
エラスチン
コラーゲンと共に皮膚を構成している物質で、皮膚の弾力を維持する働きをしています。肌のハリを若々しく保ち、小ジワやたるみを防ぎます。
ローヤルゼリー
女王ハチの体表面から吸収される成分で、皮膚の細胞を活性化し、皮膚組織の新陳代謝を促す働きがあります。小ジワやシミを防ぐ効果があります。
トレハロース
サポテンや海草など広く天然に存在する成分です。水の分子を吸着し、細胞に留めさせて、乾燥から細胞を保護する働きがあり、保湿効果が高いです。
乳酸ナトリウム
天然保湿因子のひとつで、洗顔などで失われやすいです。保湿作用のほかに、角質をやわらかくする働きや、穏やかな収れん作用があります。乳液にも含まれていることが多いです。
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